ワークポートはIT・WEB求人を中心に扱う転職エージェントとして創業し、現在では他業種に渡って転職支援をおこなっている転職エージェントです。
ワークポートの特徴といえば、IT特化型の他に登録時のハードルの低さが挙げられます。
誰でも登録できると噂されるワークポートなら、他転職エージェントで断られた自分でも転職活動を進めていけると思い登録する人も多いでしょう。
しかし実際はワークポートに断られたことがある人も少なくありません。
誰でも登録ができると聞いていたワークポートに断られてしまい、ショックを受けている人は大勢います。
ここで重要になってくるポイントが、「何故ワークポートに断られたのか?」登録拒否の理由と対処法を知っておくことです。
何故ならワークポートに断られた理由と対処法を知っておかなければ、他転職エージェントに申し込んでも同じ結果に終わってしまう可能性が高くなります。
この記事ではワークポートに断られる主な理由と対処法について紹介していきます。
比較的ハードルが低いと言われているワークポートに断られた理由を把握して、対処法を知っておくことでこれからの転職活動を円滑に進めていくことができるでしょう。
私自身も同業の人材会社で人材コーディネーターとして勤めた経験もあり、過去には未経験から異業種転職を成功させた経験が2度あります。自身の経験に基づいた記事になりますので転職活動の参考にしてみてください!
目次
ワークポートに断られた!
ワークポートを利用しようと登録したものが、求人紹介は愚か面談やコンタクトを取ることすら拒否された求職者がいます。せっかく頑張って転職活動を進めようと思っていても、転職エージェントから拒否されてしまってはモチベーションが下がってしまうでしょう。
ワークポートを含めた複数社の転職エージェントに断られた人もいます。どこに申し込んでも断られた場合は「自分は転職市場で需要がないのでは?」と不安に思いやる気が無くなってしまうでしょう。
ワークポート以外の転職エージェントに続けて断られないためにも「何故ワークポートに断られたのか?」拒否の理由と対処法を確認しておいてください。
登録は断られなかったが、悪質なエージェントに当たってしまい強引に転職させられて後悔している人もいました。一概には言えませんがワークポートの中には成績のために求職者の意向を無視して、無理やり内定を受諾させる悪質エージェントもいるようです。
転職を成功させたくて転職エージェントに申し込んだ結果が「コンタクト拒否」や「登録拒否」だった場合、転職活動のモチベーションが下がってしまうでしょう。
何よりハードルが低いと聞いていたワークポートにすら断られたことによって「自分は転職できないのでは?」と不安と悲しみを覚えてしまいます。
またワークポートに断られたからといって、手当り次第他の転職エージェントに申し込んでも立て続けに断られてしまうのでおすすめできません。
立て続けに断られてしまえば、余計に転職活動のモチベーションが下がってしまうだけです。
ワークポートで断られた後に、他の転職エージェントに断られないようにするためにも「自分がワークポートに断られた理由」を知って対処法を確認してください。
ワークポートから連絡こない理由
ワークポートに申し込んでも連絡が来なくても登録拒否と判断するのは少し早いです。
連絡が来ない理由はあなたに魅力を感じていない訳ではなく、社内選考に時間がかかっている可能性があります。
連絡がない場合は社内選考途中である可能性が高く、あなたに最適が求人を探しているか、案内できる職種・求人を検討している可能性が高いです。
ワークポートで転職支援を受けたいと登録する求職者は数多く、エージェントも対応が間に合っていません。
求職者が登録申請をしてから、求職者の情報を閲覧・把握して、最適な求人をピックアップして紹介する業務を何十人、何百人と日々おこなっていくのです。
それも求職者の面談や企業とのやり取りなど通常業務の間に時間を作って、新たな求職者の選考・転職支援業務をおこなう必要があります。
エージェントの数に比べて毎日登録する求職者の数が多すぎて、登録から求人紹介まで時間がかかっているのです。
連絡が来ない理由は社内選考に時間がかかっている可能性が高いことを理解しておきましょう。
ワークポートに断られた理由①:転職回数が多すぎた
年代/転職回数 | 0回 | 1回 | 2回 | 3回 |
20代 | 76% | 16% | 6% | 2% |
30代 | 47% | 24% | 16% | 8% |
40代 | 38% | 20% | 18% | 11% |
50代 | 34% | 21% | 17% | 11% |
※引用:リクナビNEXT「転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態」
ワークポートに断られた理由は転職回数が多すぎた職歴が原因かもしれません。
転職市場では「転職回数の少ない人」が優先的に採用される傾向があり、「転職回数の多い人」ほどお見送りになる可能性が高いです。
「リクナビNEXT」がおこなった「転職回数に対する採用実績の割合」を統計したデータでも、転職回数が増えるに連れて採用実績率は下がっていきました。
何故ならすぐに仕事を辞めて転職ばかりしている職歴を見た転職エージェントや採用担当者は「長続きせずすぐに辞めてしまう」イメージを持ってしまうのです。
実際転職回数が多い求職者では、推薦できるスキルや実績が身につく前に離職している可能性が高くエージェントが強く推薦できません。
転職エージェントは企業に求職者を推薦する必要があるので、転職回数が多すぎておすすめできない職歴の場合は登録を断る可能性があります。
転職回数が多すぎてワークポートに断られた人は「Spring転職エージェント」に相談してみましょう。
Spring転職エージェントはワークポート以上にハードルが低く、とりあえず面談希望者には合ってみるスタイルで有名です。
ワークポートで断られた人であっても、Spring転職エージェントであればとりあえず会って今後の対策を一緒に考えてくれるでしょう。
また日本での知名度こそ低いですが世界の60拠点で活躍しているグローバル企業で、世界規模では有名な転職エージェントですので、外資系企業やグローバル企業の求人を多数保有しています。
転職回数の多さが理由で登録を断られてしまった方はSpring転職エージェントを利用してみましょう。
ワークポートに断られた理由②:拠点から遠かった
ワークポートは東京・関東エリアを中心に名古屋・大阪・神戸・京都・広島・福岡など都市部に拠点を設けています。
ワークポートの拠点から遠い場所に住んでいる・遠い場所での就職を希望している場合は登録を断られてしまう可能性があるでしょう。
拠点から遠い場所に住んでいる・遠い場所での就職を希望している場合はサポートが行き届かず、対応ができないため登録拒否されてしまいます。
遠方すぎる求職者に登録してもらっても面談をセッティングすることもできません。
またワークポートの求人は関東を中心に拠点周辺エリアを取り扱っていますので、地方の求人などは数が少なく紹介できる求人がない場合もあります。
ワークポートの拠点から遠すぎて登録を断られた人は、「マイナビエージェント」を利用してみましょう。
マイナビエージェントは業界最大級の転職支援サービスを提供しており、業界トップクラスの求人数を誇ります。
またマイナビグループが運営する転職求人サイト「マイナビ転職」を利用することによって、自分で希望エリアの求人を検索・応募することができるので地方住みの方でも安心です。
マイナビエージェントを利用する以外にも、希望地域に特化した「地域密着型転職エージェント」を探して転職支援を受ける対処法もおすすめします。
希望エリアに特化した「地域密着型転職エージェント」を探すか、「マイナビエージェント」で転職支援を受けてみてください。
ワークポートに断られた理由③:年齢が高すぎた
※引用:doda「年代別転職のポイントも解説!コロナでどう変わった? 転職成功者の年齢調査【最新版】」
年齢が高すぎた場合はワークポートに断られる可能性が高いです。
転職市場の年齢需要は20代〜35歳くらいの若年層をターゲットとしています。
実際dodaエージェントサービスがおこなった転職成功者の年齢統計結果では、転職活動を成功させた人の平均年齢は32歳です。
ワークポートのメインターゲットも20代、30代若年層に絞られています。
40代や50代の求職者も登録していますが、30代以上の求職者は企業に推薦しにくいので登録を断られる可能性が高いでしょう。
年齢が高すぎてワークポートを断られた人は「JACリクルートメント」に申し込んでみましょう。
JAICリクルートメントは20代の若年層より30代以上の社会人経験を豊富に積んだミドル層をメインターゲットにしている転職エージェントです。
他転職エージェントではないような30代〜50代向けのミドル層求人を中心に扱っていますので、過去の経験・スキルを存分に活かして転職を成功させられるでしょう。
年齢の高さ、過去の経験・スキルを活かして転職活動を成功させたいミドル層の求職者にはJACリクルートメントをおすすめします。
ワークポートに断られた理由④:ブランク期間が空いていた
履歴書にブランク期間が空いている方はワークポートに断られる場合があります。
職歴にブランク期間・空白の期間がある履歴書では、エージェントは企業に推薦しにくいのです。
何故なら空白の期間があるということは「この期間何をしていたんだ?」「どうして前職を辞める前に次の就職を決めておかなかったんだ?」とあなたのやる気と計画性を疑われてしまいます。
転職は現職を離職する前から転職活動を進めて、内定が決まってから離職準備をする「計画性のある転職活動」が求められます。
ブランク期間があることによって計画性の無い人材、仕事で嫌なことがあれば次の就職先が見つかる前でもすぐに辞めてしまう忍耐力の無い人材だと判断されるでしょう。
またブランク期間に「何か事業をしていた」「留学や研究など将来のための勉強をしていた」などアピールできる明確な行動記録があれば問題ありません。
しかし「仕事が見つからなかった」「休憩していた」と目的のないブランク期間の場合は、ワークポートに良い印象を持たれずお断りされる可能性が高いです。
ブランク期間が理由でワークポートに断られた人は「ハタラクティブ」で転職活動をおこないましょう。
ハタラクティブはフリーター・ニート・既卒・中退者など職歴に問題がある求職者でも、86.5%の方を大企業に内定させてきた実積がある転職エージェントです。
職歴にブランク期間がある方でもハタラクティブであれば、断られず転職活動をサポートしてくれるでしょう。
職歴の空白期間・ブランク期間で転職活動が難航している方は、ハタラクティブをおすすめします。
ワークポートに断られた理由⑤:やる気が見えなかった
※引用:帝国データバンク「2020年10月企業の意識調査」企業が求める人物像
とりあえず働かないといけないのでワークポートに申し込んだような、そもそもやる気がない場合はお断りされることがあります。
やる気のある求職者の場合は、ワークポートも転職活動をサポートしてくれますが多忙で他にも転職支援を求めている求職者が多い中で、「やる気がない」と判断された求職者に時間をかけている余裕がありません。
実際、帝国データバンクがおこなった企業が求める人物像調査でも「意欲的である」、つまりやる気がある人材が企業に最も求められている調査結果が判明しています。
適当に登録だけして「後は勝手に転職先を決めてください」と、やる気のない態度がワークポートに伝われば登録をお断りされたり求人を紹介してもらえなくなるでしょう。
やる気がないと判断される行動が以下のようなケースが多いです。
- 登録後の電話対応が悪かった
- 面談設定したのに来ない、ドタキャンしている
- 職務経歴書、履歴書を提出しない、ほぼ白紙で提出している
- 面談時の態度が悪い、言葉遣いが粗雑
ワークポートに在籍するエージェントも人間ですので、「サポートしたい」と思える求職者と「やる気もないようだし放っておこう」と見捨てたくなる求職者ではサポート体制も違ってきます。
やる気がないと判断されては、どこの転職エージェントを利用しても結果は同じです。
自分の転職活動を成功させるために、力を貸してもらっていることを理解してマナーと節度を守って転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントの力を最大限に利用するためには、表面上だけでもやる気を見せておくことをおすすめします。
ワークポートに断られた理由⑥:正社員での社会人経験が乏しい
正社員での社会人経験が乏しい場合、ワークポートをお断りされる可能性があります。
ワークポートはあくまで転職支援サービスを提供している企業です。
就職支援ではありませんので、正社員の社会人経験がないフリーターやニートでは転職になりません。
転職はあくまで前職で働いていた社会人経験を活かして、次の職場へ転機するキャリアチェンジ・キャリア形成になります。
フリーターやニートなど正社員での社会人経験がない求職者は企業に推薦することが難しいでしょう。
正社員での社会人経験が乏しくワークポートを断られてしまった方は「doda」に相談してみましょう。
dodaエージェントサービスはパーソルキャリアが運営する国内最大級の転職エージェントサービスです。
dodaは業界最多数の求人保有数を誇り、正社員経験が乏しいフリーター・ニートの方でも選考できる未経験者歓迎求人を多数扱っております。
正社員経験が乏しく転職活動が上手くいかない場合はdodaの未経験歓迎求人を狙ってみましょう。
ワークポートに再登録は可能?
ワークポートに再登録することは可能です。
しかし一度断られてしまった人は何度再登録しても、同じように断られてしまうでしょう。
何度も転職エージェントに断られてしまえば、やる気もなくなって余計に転職活動が難航してしまいます。
再度時間を空けてワークポート登録に挑戦して時間とやる気を削がれるより、他の転職エージェントを利用していち早く内定を勝ち取りましょう。
この記事で紹介したおすすめの転職エージェントは次の通りです。
転職エージェントはワークポートだけではありません。
ワークポートに断られた場合でも諦めずに他転職エージェントを利用して、理想の職場へ転職しましょう。